フノノ旅する日記ブログ

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キブツ生活 回想編① キブツで振る舞った日本食🍙

シャロームシャローム

 

キブツサマールでは、機会があるごとに日本食もガンガン作り、

みんなに紹介したり振る舞ったりするのが楽しみの一つでした。

 

ここではこれまでに作った日本食とともにキブツの生活も

少し紹介したいと思います。

 

まず先に言うと、お粗末ながら自分が作った日本食は

どれもウケました。レシピも聞かれたり、人気があったものは何回も作りました。

幼少期から料理を教えてくれた親に感謝です。料理の腕って世界中どこに行っても

力を発揮します。

 

それではまず一品目からどーぞー(^^)

 

【卵焼き】

これは大人から子供まで大人気で、テーブルに置いては飛ぶように

消えて行きました。マジで。

 

しかし、キブツに来てしばらく知ったのが、

イスラエルにはベジタリアンやビーガンがもの凄い多い!!!」ということ。

親の影響なのか子供もビーガンという家族もいました。それもどうなんだウーン😐

と思うかもしれませんが、とにかく菜食主義者が多い国!それがイスラエル

 

仮に10人20代の若者集めたら、半分はベジかビーガンなくらいの高い割合。

ということもあり、使う食材にはその後だいぶ慎重になりました。

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毎2月のペースで自分のような国際ボランティアだけで夕飯を準備から厨房の片付けまで全てやる日がありました。

そのおかけで各ボランティアが作る様々な多国籍な料理を食すことができました。

ハンガリーのスープ、ポーランドのリンゴ入り餃子、中華、ドイツのジャガイモ料理、中南米のサラダ、フレンチクレープなどなど(o^^o)

 

 

【お好み焼き】

二品目はお好み焼きです。

卵焼きの際の経験を踏まえ、もちろん卵肉無し。というかイスラエルで豚肉はちゃんとしたミートショップに行かないと入手困難です。

まずは水だけで生地を作ります。焼きそばもないので、米でできた春雨麺を代用として入れることもありました。

キャベツはどっさり、もやし、ネギ、玉ねぎとにかくビーガンビーガンなお好み焼き!

 

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でもこれがまたうけるウケる!

お好み焼きも大人気。

「これは本当に日本食なの?!」と聞いてくる人もいて、

イスラエルでは基本日本食と言ったらミソスープとお寿司だけだと思ってるから

困ったもんだ(笑)

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イギリスと南アフリカのボランティアにもカッティングを手伝ってもらう!

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 肝心なソースは?と思うでしょう。

それは超テキトーに醤油やスウィートチリソースをまあまあの按配で混ぜ少し煮込んだだけのもの.....( ̄▽ ̄) 以上。

 

【インスタント漬物】

三品目。これは本当お手軽なので何回も作りました。

きゅうりとかかぶを切って袋に入れて、昆布だしを振りかけて、

バッサバッサと振ってしばらく置いて完成!

 

いやイスラエルのどこで昆布だしを入手できるんだと思うかもしれませんが、

キブツで自分のホストファミリーになってくれた家族は大の日本通。

9歳、19歳の娘も梅干しをご飯と一緒にモリモリ食べてました。

両親はまだ結婚する前の90年代前半に日本を北海道から鹿児島まで旅をして、

幾つかの出会いの末、鹿児島串木野の山奥の住み込んでお寺を建てたり、

高野山の胡麻豆腐屋でバイトしたりしてた二人でした。

 

ということで、日本には毎2,3年のペースで訪れているし、

今もお寺から出汁や味の素、お茶漬けの素、あんこにきな粉、天ぷら粉、乾燥紫蘇など

いろいろ届くわけです。

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毎週シャバットの夜は家族や近所の人を集め、夕食会。

その度に彼らといろんな創作日本料理も作りました。

 

【五平餅】

今まで日本でも五平餅は作った試しがなかったのですが、

ある冬の日、ホストの家の庭で焚き火をしていて白米が余っていたのでふと思い付きやってみたのが始まりです。

その後、計3回やったのかな。

ボランティアの送別会、 キブツの子供向け、自分の送別会でなど....

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キブツでは焚き火すると必ず人が集まります 

タレは醤油と砂糖だけを煮詰めたものの超お手軽激甘テキトーソース。

本当は味噌も入れれば味にも深みが出てより良いのでしょうが、味噌は

イスラエルでは高いので最後まで使いませんでした。

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自作した五平餅の宣伝ポスター

 

ですが、この激甘ソースが子供にはこれまた大ウケ。

BBQ用の串に自分たちで潰した米を付けさせ、好きな形にして表面焼いて、

タレを塗って、はい完成!

 

ただ親は子供が手や服を米やタレでベタベタにしてくるから大変だー!(笑)

 

【ちらし寿司】

これをまた誰も寿司の一形態だと言っても、信じてくれないから

 説明するのに苦労しました( ̄▽ ̄)

寿司スシSUSHI。。。というものは彼らにとってまず魚やネタがシャリに乗った

ものでないと寿司という日本食のイメージから大きく外れてしまうというのが

良くわかりました!

作った時も、散らすものは寿司太郎の他に、人参、アボガド、お汁のために出汁を取った後の昆布、炒りごまくらい。錦糸卵は別の皿に盛ってビーガン対策も万全!!!

他にインスタント漬物と出汁を醤油で味を整えたお汁、豆腐の炒め物。

13人分の食事をほぼ全部自分で作り切りました。

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子供は錦糸卵だけをばくばく....とりあえずお粗末さまでした〜!

シャバットシャローム!!!

 

【番外編】

ナツメヤシの農園では始業が、0500や0600と時期によって違いはありましたが、

とにかく朝から早いので1000から1100まで朝食時間がです。

とにかくみんな飯が楽しみでなりません。日本の小学生かまるで!

朝食を作る係は特に毎日やると決まってはおらず、ローテーションでいろんな人が

二人組でやります。自分も希望を出したり、急遽前日に頼まれたりすることも

ありました。そこでもお好み焼きや卵焼きは簡単なので作りました。

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エチオピアユダヤ人のお母さんと

 

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豆腐20丁分!大型鉄板で豆腐と野菜炒め作ります

 ところでイスラエルのスーパーで豆腐は買えますが、

日本のとの違いはその硬さ!分厚いチーズのようにずっしりと重く包丁で切るのを一苦労しました。。。

こういうのは煮込みや炒め物が合いました。

 

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これはボランティアで食事当番したときのナ◯シカに登場するあの巨大キャラ

に似せて春雨炒めを盛ったもの。イスラエルでもジブリシリーズは人気ですが、

ナ◯シカはあまり知られていませんでした。なので、折角頑張ったのに、

誰にも気づいてもらえず.....

 

でもみんなうまい美味しいって言ってくれたよ!(⌒-⌒; )

次回は回想編日本のイベントに関して書こうと思います!

 

それではまたまたー