イスタンブール 6/18 - 6/21 街角編
メルハバ!
トルコでメルハバとティシュキュレ(ありがとう)を覚えれば、
会話は出来なくてもすぐ仲良くなれます。
しかし最後までティシュキュレはどうも「ティッシュくれ」にしか聞こええなかったです笑
またイスラエルのキブツ生活は回想編としてこれからも記事を書いていきます。
さようならイスラエル 素晴らしい一年をありがとう(Tel-Aviv Jafoにて)
【英語が通じない!!!】
トルコ・イスタンブール! 中学時代からいつか訪れてみたいと夢見ていた街。
文明の十字路、古代ローマ帝国、ビザンティン建築、オスマン帝国、巨大モスクにトルコ料理!!!
様々な期待を胸に市街地にあるサビハギョクチェン空港に到着。
Tel Avivのように暑いと思っていたら、なんと雨でしかも寒い!天気悪い!
空港はガラガラ...なんだか段々寂しい気持ちに..笑
とにかく市街地まで出るバスを見つけますが全く英語が通じません。
これはあまりにも期待ハズレというか予想外。
トルコではこの後も、言葉の壁でことかなり苦労することになりました。
途中、乗り換えのために降りますが次のバスがどれなのかも聞いても通じないから
全然分かりませーん...チーン....
とりあえずあれやこれやジェスチャーや地名を言いまくり何とかミニバスに乗り、
ボスフォラス海峡を挟んで対岸のUsukudarウスキュダルに到着。
何日かお世話になるお宅へ向かいます。
憧れのイスタンブールだー!
左からスルタンアフメトモスク、アヤソフィア
ボスフォラス海峡の水はこんなにも青い!知らんかった!
(アジアサイドから)
街に出かけますが、フェリー乗り場やイスタンブルカルトというSuicaのようなICカードの購入方法、チャージについてなどことあるごとに言葉の壁にぶつかります...
まあこういうのも旅の一興ということにできますが、早急に基本会話や数字を覚える必要性を感じました。
【フェリーとガラタ橋と鯖サンド】
黒海方面を望む 左:ヨーロッパサイド 右:アジアサイド
船でもよく話しかけられた!
スタンブールで使いこなせなくていけない交通手段と言えば、そうフェリー。
通勤時間帯は満員電車ならぬ、満員フェリーを見ることもあります。
地下鉄も海の下を越えて走ってはいるのですが、海峡の風を感じつつ町並みを眺めるならやはりフェリーがオススメ!
ボーッと眺めるのも良し、チャイを一杯しばくのも良し。
通学通勤観光買い物荷渡し車渡し...
フェリーは街のみんなにとっても日々の大事な交通手段。
手前:ガラタ橋 奥:スレイマニエモスク
市街地にフェリーで行くには、ガラタ橋の北側ガラタ地区カラキョイか南側エミノニュがいいでしょう。
またフェリーからはいくつものミナレットやモスクの屋根が目立ち、オスマン帝国時代の繁栄ぶりを今日でも感じることができます。
そして着岸前に必ず目に入るのがガラタ橋。橋自体は1845年開通したものですが、
架かる場所は、古代ギリシャのビザンティオンから東ローマ帝国のコンスタンティノープル、オスマン帝国のイスタンブールと夥しい数の戦争、王朝や帝国の繁栄と陥落・滅亡を繰り返したまさに世界の歴史そのものが詰まりに詰まった中心地です。
毎日小アジやボラ、サバが釣り上げられている
橋の上では餌や釣り具、竿を固定する器具まで様々ものが買えるぞ!
ガラタ塔
ガラタ橋に来たらあれを食うしかない。あれを食わずしてイスタンブールは去れない、
と心に決めていたものがあります。名物「鯖サンド」!
鯖サンドと言っても鯖の切り身を鉄板でジュウジュウ焼いたものをバゲットに玉ねぎやレタスと一緒に挟んだだけのもの。
しかしここで日本人なら誰しも思う心の叫びは、
「白飯と大根おろしで普通に食べたいわこれ」
です.....
因みにお値段10トルコリラの約300円、そう安くはないです。
雰囲気出すためなのか船の上で焼いてくれます
「白飯と大根おろしで普通に食べたいわこれ!」
【日本が好きだよトルコ人】
これに関してトルコ人のアピール度はこちら側が引くくらい凄いものがあります。
自分はヒゲといつもターバン巻いてるからたまに「お前はアフガン出身か?」と
聞かれることもありましたが、日本人と分かると否応なく話しかけてきます。
よく言われたのが「トルコと日本は兄弟関係だ!」
中でも別々に出会った二人のおじさんが日本語流暢すぎました。
一人はジャンさん。イスタンブールでは日本大使館の為に働いたとかテレビ局が来た時はガイド兼通訳したとか、喋るしゃべるはでマシンガントーク炸裂してました。
今はチャイ屋を営んでました。口癖は「口やかましいトルコ人と思わないでね♥」
二人目は旅行代理店のセルジュクさん。こちらは岐阜県に友達が多いらしく何回も訪れたとか、東京にはシングルマザーの彼女さんがいるとかツッコミ所満載な人でしたが、
二人共が共通して話していたのは、4年前頃から日本人観光客はほとんど来なくなって
寂しい、ということ。確かに去年は空港で爆破テロや軍事クーデターで危険な事が起こるというイメージが付いてしまったのも否めません。
それでも自分にとっては人々の温かさに触れ、世界の歴史を感じることができた心に残る街、イスタンブールでした。
二国間の関係に目を向けると、明治時代のエルトゥールル号遭難事件やテヘラン邦人救出劇など長い時を経ても結びつきが強いことを知ることができます。
以下、各街角の写真です。
トルコ料理サイコー!
トルコのパン(エクメク)はシンプルだけど美味しい!
チャイとも切っては切り離せない!
パーティー用等のドレス屋
水タバコ(シーシャ)屋
ランプ、金属食器屋